漢方けづか薬局
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● 皮膚は内臓の鏡〜お肌は体の内側から治す〜
お肌に関するご相談はよくあり、内容も様々です。ニキビ、じんましん、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、主婦湿疹、長引いた皮膚病などなど。
皮膚は、身体全体を包む膜ですから、皮膚だけが病気なのではなく身体の状態を反映していると言えます。漢方はどのような症状や病気も、全身の状態や生活習慣などからとらえます。皮膚も皮膚だけでなく、全身の状態や精神的なこと、生活習慣など考慮し、なぜトラブルが起きているかを考えます。
皮膚の炎症などが強く、身体全体の状態よりも皮膚そのものの状態の改善が優先する場合には、もちろん皮膚の改善を優先した漢方薬が適しています。
体質改善を目的に身体全体の状態や体質から選ぶ漢方薬はその人その人で様々です。胃腸が弱っている人のニキビには胃腸を治す漢方薬。ストレスからくるじんましんには気をめぐらせる生薬が入っていて精神的な症状に良い漢方薬。
全体的に力がないいわゆる虚弱体質のアトピー性皮膚炎には体力をつける漢方薬。
更年期頃に発症した皮膚病や生理の周期で悪化する皮膚病には婦人病に良い漢方薬。このように身体全体の状態から選ぶ漢方薬が皮膚の症状を改善することはよくあります。
中にはお肌の悩み以外のご相談で漢方薬を服用している方が「漢方薬をはじめてからお肌の調子がとても良いです」ということもあります。身体の状態を改善することでお肌の調子が良くなったのです。
皮膚病も長引いている場合は特に改善までに時間がかかることがあります。原因や経過は一人一人異なります。漢方薬の服用と併せて生活習慣を工夫し、根気良く体質から改善し、もとのキレイな肌を取り戻していただきたいと思います。
● 漢方流 春の工夫
気楽に漢方せいかつ
春は自然界には「陽気」が満ちてきます。人間の身体も陽気が多くなる季節ですから、それを発散させるのが春の養生法です。のびのびした気持ちになり活動的になるのが良いとされます。
気温も上がり服装も春物になりますが、朝晩はまだまだ寒く風は冷たいので、身体を冷やさないよう、下着は冬物にするなど工夫をしていただきたいです。
漢方の「五行説」の考え方では春は「肝」の働きが亢進して、めまいやのぼせ、気持ちの高ぶりによる精神的な症状などが出やすいと言われます。そしてそれを正常に戻す働きがあるのが「酸味」の食材です。梅干し、酢のもの、かぼす、レモン、さくらんぼ、りんごなどを取り入れたメニューを増やすと良いでしょう。また春になると、たけのこ、うど、ふきのとう、たらの芽など苦味の山菜が旬です。肝を補う酸味と同時に摂りたいのが、この「苦み」です。ただし苦味はとり過ぎると冷えにつながるので、少しの量をおいしくいただきましょう。
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